名古屋城本丸御殿 復元工事

  • 上洛殿外観 東南より北西を望む

    上洛殿外観 東南より北西を望む

    名古屋城の本丸御殿が約9年にわたる復元工事を終え、平成30年6月に一般公開となりました。「復元」とは文化財の保存修理で学んで得た先人達の技術を用い、失われた文化財を史実に基づき再現することです。この本丸御殿では伝統的工法に倣い、木曽ヒノキを主材とした板戸・障子・襖・杉戸・欄間などおよそ1,200本もの建具を納品致しました。
    1300年前から飛騨に伝わる匠の技が、この事業を通して、現代の名工である建具師・福井澄夫から若手に伝承されたことは大きな意義があり、この貴重な経験を生かし今後も伝統技術の継承に努めてまいる所存です。
    (こちらの掲載の画像は上洛殿を紹介しております。)

  • 上段之間南より東を望む(棚天袋襖、帳台構襖)

    上段之間南より東を望む(棚天袋襖、帳台構襖)

  • 上段之間西北より一之間を望む(襖、彫刻欄間枠)

    上段之間西北より一之間を望む(襖、彫刻欄間枠)

  • 東入側南より北を望む(舞良戸、杉戸)

    東入側南より北を望む(舞良戸、杉戸)

  • 南入側東より西を望む(板戸、腰下障子、花欄間)

    南入側東より西を望む(板戸、腰下障子、花欄間)